こんにちは、蓮です。
入浴は誰もが意識的にできる有効なコンディショニング方法の一つです。
ただし、シャワーを浴びる=入浴ではありません。
生活習慣の変化から、入浴時間を減らすためにシャワーを浴びておしまいの人が多くなっています。
それでは筋肉の疲労回復効果は見込めません。
今回は、浴槽に浸かることで得られる3つの効果について解説していきます。
この記事は
- 水圧効果で血流を促そう!
- 浮力効果で筋肉をリラックス
- 温熱効果で新陳代謝をUP!
- 入浴時間と湯船の適正温度とは?
の順で構成されています。是非読んでいってください
水圧効果で血流を促そう!
最初に説明するのは「水圧効果」について。
言葉からなんとなく意味が伝わってくると思いますが、その名の通り水の水圧によってもたらされる恩恵です。
水の水圧がカラダにかかることで、筋肉内外の血管が圧迫され、血流が促されます。
シャワーを浴びるだけでは、水をかけ流すだけですから、当然水圧効果はありません。
浮力効果で筋肉をリラックス
次に説明するのは「浮力効果」について。
中学校の理科の授業で、水中に物体を入れると、物体が押しのけた水の重さに等しい浮力が重心の逆方向にかかるというのを習ったのを覚えていませんか?(笑)
それと同様に、浴槽にためた水に体を入れた場合にも自分の体重に対して浮力が発生します。
例えば体重が、体重が60KGの人の場合、鎖骨まで水に浸かると、約9割の浮力が働き、足の裏にかかる体重はおよそ6KGまで減少します。
コンディションを整えるという意味では、この浮力が最も大きな効能です。
陸上で生活している人間は、何をするにも重力が発生していて、筋肉には常に負荷がかかっています。
デスクワークでほとんど体を動かしていない時でも、首や肩、腰には無意識レベルで力が入っています。
トレーニングをすればもちろん、もっと多くの部位に強烈な負荷がかかります。
水の中で浮力が働き、重力から解放されれば筋肉は収縮することをやめて脱力します。
ほぼ完全にリラクゼーション状態に持っていけるというわけです。
温熱効果で新陳代謝をUP!
最後に説明するのは「温熱効果」について。
水の熱伝導率は空気中の約20倍。熱伝導率とは簡単に言うとどのくらい熱を伝導しやすいかを表している量のことです。
すなわち、寒さも温かさも感じやすい状況になります。
冷たいプールに入ると、体は熱を作り出そうとしてエネルギー消費が10%アップするといわれています。
熱の主な発生要因は筋肉です。逆に体温より高めのお湯に浸かれば、筋肉が作り出す熱は少なくて済むので、筋肉の休養につながります。
1回や2回の入浴では実感することは難しいかもしれませんが、継続していくうちに体感できるはずです。
入浴時間と湯船の適正温度とは?
入浴に関して、科学的に様々な研究結果が発表されています。
例えば、10分以上浸かるのであれば、お湯の温度は38~39度くらいが適当であるばどetc、、、
多少熱めが好きというのであれば41度くらいでもいいですし、逆にぬるめのほうがラクという人は37度でも構いません。
入浴時間についても同様です。10分~15分くらいが理想だとよく聞きますが、自分の生活習慣に合わせて、無理のない入浴時間を確保することが大切です。
筆者は熱めのお風呂が好きなので41度で設定して、20分くらい湯船に浸かってます!(笑)
まとめ
今回は、入浴が筋肉にもたらす影響を簡単に解説していきました。
なかなかお風呂に入るのが厳しいなんて人は、せめてトレーニングをした日だけでも浴槽に浸かるということを習慣化することをお勧めします!
入浴だけでなく、睡眠に関しても深く関わっていますので是非下のリンクから読んでみてください!
それでは!
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